食は健やかな心と体をはぐくむ基本です。
    人格や価値観の形成、人と人とのつながり、
    ひいてはその人の生き方にも大きな影響を及ぼすものだと思います。
    ところが現在では、利便性や経済性を追い求めるあまり、
    最も基本的な食がおろそかになっているように思います。
    命を育む食が、単なる空腹を満たすだけの物質になっていないでしょうか。
    先人たちは、四季折々の季節の恵みから、
    日本人に合ったすばらしい食文化を生み出してきました。
    こうした先祖代々受け継いできた伝統的な食のすばらしさに気付き、
    受け継いでいくことこそ豊かな未来につながると信じています。
    「食べごと研究所」は食べごと=食べること全般について考え活動をしています。
    「食べごと」とは、たとえば、作物を育てること。
    たとえば、料理を作ること。
    たとえば、家族や仲間と食卓を囲むこと。
    たとえば、食べることでコミュニケーションをとること。
    たとえば、食べることで身体も心も元気になること。

    たとえば、食べることで季節を感じること。
    たとえば、食べることで地域とつながること。
    たとえば、食べることで日本の文化を受け継ぐこと。
    たとえば、食べるものを選ぶことで環境を守ること。
    私たちは、いろんな「食べごと」について、
    身近なことから取り組んでいきます。



食べごとの拠点◉「古家1681 coya iroai」
食べごとの活動拠点は、神奈川県葉山町の築87年の古民家。
都心からわずか1時間ほどですが、海と山に囲まれた自然豊かな場所で、四季の
変化をとても身近に感じられます。海の幸や野の幸、そして里山の幸に恵まれた
おいしいものの宝庫。鳥のさえずりや波の音に耳を傾けながら、ぜひゆったりと
した時間をお過ごしください。
http://www.coya1681.blogspot.jp
アクセスマップ◉こちらをご覧ください。

主宰者プロフィール◉山田奈美
薬膳料理家。食養研究家。国際中医薬膳師。広告制作会社勤務を経て、フリーのライター・エディターとして雑誌や書籍の執筆、制作にたずさわる。十数年前より「東京薬膳研究所」主宰・食養研究家の武鈴子氏に師事。東洋医学や薬膳理論、食養法について学ぶ。現在は、「和の薬膳」や食養法、昔ながらの日本の食文化を継承する活動に取り組む。北京中医薬大学日本校卒。著書に『体を温め、めぐりをよくする妊娠中のごはん』(家の光協会)『つよい体をつくる離乳食と子どもごはん』(主婦と生活社)『はじめる、続ける。ぬか漬けの基本』(グラフィック社)、武鈴子氏との共著に『野菜の力を生かす 和食薬膳レシピ』(家の光協会)安保徹氏との共著に『漬けるだけ発酵食レシピ』(アスペクト)。